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小型BLEロボットコアデバイス「bCore4」、kibidangoに登場

bCoreシリーズ、最左が「bCore4」(左から bCore、bCore2、bCore3、bCore4)

BLEロボットコアデバイス「bCore4」が、kibidangoで出資を募っている。

bCore4は、29.6×13.2×3.0mmの小型ボディにBLEチップ、電源回路、モータードライバーなどを搭載。電池をつなぐだけで、サーボモーターやLEDをスマホアプリなどで操作できる。AndroidとiOS、Windowsで動くアプリが無償で提供されている他、仕様がGitHubで公開されているので独自アプリを開発することも可能だ。

作者は2015年に「bCore」シリーズとして開発を開始して以来、内部動作電圧の改良やピンヘッダーの変更など、さまざまな改良を加えてきた。bCore4では体積が前モデル(bCore3)の3分の1になり、モーターの駆動能力が1.5Aから2.0A(瞬間最大では2.5A)に強化されている。

これまでのbCoreシリーズを用いた作例として、ミニ四駆を改造した四輪操舵式スマホラジコンや、PLEN2を使用した4軸二足歩行ロボットなどが紹介されている。

開発自体は完了しており、最初の出荷予定の88個については完成済み、二次製造ロット(222個)や三次製造用の重要部品については自己資金で確保している。今回のクラウドファンディングで集められた資金は、製造継続のためのメーカーからの部品購入などに活用される予定だ。kibidangoでは、4980円で購入できるプランなどを用意している。

bCore4は2022年6月16日までkibidangoにてクラウドファンディング中だ。目標金額21万5000円に対し、同年4月22日の時点で30万円以上を集めており、リターンの出荷は2022年6月以降を予定している。

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