同インテリアは、プロダクトデザインを手掛けるD-WEBERが自社プロジェクトブランド「4DESIGN by DW」の第7弾として、自動車フォトグラファー北畠主税氏をプロデューサーに迎えて開発したコンセプトモデルだ。

eスポーツを「もっともっと楽しみたい！　という心の高ぶりを美しい立体で表現したゲーミングシートを製作したい」というD-WEBERの想いを受けて、ExtraBold、および同社の大型3Dプリンター「EXF-12」による造形受託サービスを提供する前田技研のMG東京ファクトリーが共にプロジェクトに協力、開発製造を担当した。

全く新しいタイプのプロダクトのため、試行錯誤を繰り返しながら造形用データの修正や造形出力を実施。コンセプトイメージをできるだけ忠実に再現するために、特に「どこで分割するか」が鍵になったという。また、デザインのポイントとなったスピーカーグリル部は空中で造形し、3Dプリントならでは独特の形状を実現した。製作には120時間を要したがコンセプトイメージをほぼ踏襲できたという。

4DESIGN by DWによる製品としての販売は、2022年秋頃を目標にしている。