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HDR対応イメージセンサー搭載——ソニー「SPRESENSE」向け「HDRカメラボード」発売

ソニーセミコンダクタソリューションズが、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE(スプレッセンス)」に、ハイダイナミックレンジ(HDR)対応の「HDRカメラボード」を新たにラインナップした。

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HDRカメラボードは、HDR対応のソニー製イメージセンサー「ISX019」を搭載。チップ内で異なる露光条件の画像を合成するDOL-HDR(デジタルオーバーラップハイダイナミックレンジ)技術によって、従来品の約2倍となる120dBのダイナミックレンジでの撮像が可能になった。これにより、暗所や逆光などの環境でも鮮明な画像で撮像できる。また、省電力設計でバッテリーでも駆動するので、さまざまな環境で活用できる。

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本体サイズは28×28mmで、HD解像度JPEG出力(1280×960、約123万画素)に対応。FOVが50.3°、焦点距離5.1mm、F値 2.0となる。レンズバレルはM8 P0.35で用途に応じてレンズ交換できる。

河川などの環境モニタリングや発電設備などのインフラモニタリング、出入り口などの明暗差が大きい場所のセキュリティカメラ、生産設備の状況監視などの活用を想定している。

発売予定は2022年4月28日で、希望小売価格は1万1000円(税込)。オンラインショップおよび一部店頭での販売を予定している。

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