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プールも備えた世界最長の自動車が、レストアを経て世界記録を更新

世界記録の認定組織である英Guinness World Recordsは2022年3月、全長30.54mのスーパーリムジン「American Dream」が自動車の世界最長記録を更新したと発表した。

このリムジンには歴史がある。自動車のカスタムで知られるJay Ohrberg氏が1986年に製作した時点では全長18.28mで登場し、その後30.5mにストレッチされた。一時は廃車の危機に直面したが、今回のレストアによって以前の記録をわずかに更新した。

現在のAmerican Dreamの装備はウォーターベッド、飛び込み台を備えたプール、ジェットバス、バスタブ、ミニゴルフコース、ヘリポートなどで、75人以上を収容できる。急なコーナーを曲がれるように、長いボディは2つのセクションで構成され、中央部が折れ曲がるように蝶番で結合されているという。

American Dreamのレストアは、技術教育博物館「Autoseum」の所有者Michael Manning氏と、アミューズメント施設「Dezerland Park」の所有者Michael Dezer氏が実施した。プロジェクトには25万ドル(約3100万円)以上の費用と3年の期間を要したとのこと。

このリムジンはその長すぎる全長ゆえ、公道に駐車できない。このため現在は、フロリダ州オーランドにあるDezerland Parkの「Auto Museum」で展示されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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