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伝説の名機を小型化して技術情報公開を目指すオープンソースシンセサイザー「Profree-4」

日本人2人組が開発中のオープンソースハードウェアシンセサイザー「Profree-4」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

Profree-4は、1978年に発表された伝説の名機「Prophet-5」を小型化して設計し直し、その技術設計情報を無償で公開するというプロジェクト。筐体やロゴの書体も、本家を意識しているようだ。

Profree-4

「PikoPiko Factory(ピコピコファクトリー)」として活動する電子楽器開発チームは、2020年から同プロジェクトの開発を進めている。プロジェクトでは、音源回路はProphet-5をそのまま踏襲し、MCUやコンバーターは最新のデバイスを使って再設計した。

Profree-4

Profree-4は4ボイスシンセサイザーで、37鍵ミニ鍵盤と内蔵スピーカーを搭載し、MIDIにも対応する。大きさは235×541×67mm。肩からストラップで吊るして演奏するショルダーキーボード(Keytar:キーター)タイプで、電池で駆動する。2022年4月に公開された動画では、単3電池8本を入れてProfree-4の電源をオンにする様子が映っている。

Profree-4

今回のキャンペーンで調達する資金は、部品購入、取扱説明書や動画制作などの費用に充てられる。名機の技術は世界に知られるべきものだとして、Profree-4開発完了後、全ての技術情報はクリエイティブ・コモンズ(表示4.0国際)ライセンスの下で公開するとしている。

Profree-4のキャンペーン価格は、Profree-4の基板と組立説明書をセットにした「Profree-4 PCB Set」が10万円、基板の他に必要な電子部品やキーボードなどをセットにした組み立てキット「Profree-4 Assembly Kit」が70万円だ。また、限定1台の完成品「Profree-4」は1年間の保証付きで120万円。出荷は2024年4月の予定で、日本への送料はPCB Setが2000円、Assembly Kitが2500円だ。

Profree-4の目標額は120万円。2022年5月24日までクラウドファンディングを実施中だ。

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