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リニア式電源、ラズパイ対応の高音質ミュージックサーバー「MS-100」を発売

オーディオデザインは、リニア電源駆動のミュージックサーバー「MS-100」を発売した。HDDやSSD、USBメモリー、NASなどに保存した各種音源を、USB接続したUSB-DACから再生できる。正面のタッチパネルだけでなく、タブレット端末、スマートフォン、PCからも操作可能だ。

MS-100は、整流回路と安定化電源を使用したリニア式電源を搭載。電源はRaspberry Piなどのワンボードコンピュータ向けに開発したものであり、5V/5Aと大容量でありながら、低ノイズ、低インピーダンスとなっている。

ラインアップはPCレスの「MS-100L」が9万9000円(税込)、TinkerBoardモデル「MS-100T」が12万1000円(税込)、Raspberry Piモデル「MS-100R」が12万1000円(税込)で計3種類。MS-100Lはシャーシ、電源、液晶モニタのみのモデルで、手持ちのRaspberry Piや互換ボードを搭載して使用する。

Raspberry Pi 4や互換ボードであるTinkerBoardを使用しているため、拡張性も高い。MS-100のシャーシはRaspberry Pi、TinkerBoardのどちらも取り付けられるため、ユーザー自身で交換も可能だ。またRaspberry Pi用のプラグインボードの追加や、空いたスペースを活用して自作基板やSSD/HDDなどを接続するなど、好みに合わせたカスタマイズもできる。

MS-100L以外のモデルは、Raspberry Pi用のメディアプレーヤーOSであるVolumioをプリインストール。各モデルのサイズは230×258×97mmで、重量は2.5kgだ。

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