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YouTubeチャンネル登録者数を確認できる「Raspberry Pi YouTube Subscriber Counter」

Raspberry Pi Zero 2 Wを使用して、YouTubeのチャンネル登録者数を表示するカウンター「Raspberry Pi YouTube Subscriber Counter」が、Raspberry Pi公式ブログで紹介された。

YouTubeで動画の配信をしている人は、自分のチャンネル登録者数が気になるだろう。YouTubeにログインすれば確認できるが、テーブルの上に置けるカウンター表示器があればいつでも登録者数を把握できる。

Raspberry Pi YouTube Subscriber Counter Elektor TV/YouTube

エレクトロニクス関係の動画を毎週配信しているYouTubeチャンネル「Elector TV」でメインクリエイターとして登場しているエンジニアのClemens氏は、同僚からの度重なる依頼を受けて、チャンネル登録者数表示カウンターを作ることにしたという。

使用したのは、Raspberry Pi Zero 2 Wのほか、7セグメント8桁ディスプレー、ディスプレー用ドライバーIC「MAX7219」、そして自作のアクリルケースだ。ディスプレーとZero 2 Wは直接配線をつないではんだ付けしており、ヘッダーやコネクターは使用していない。

Raspberry Pi YouTube Subscriber Counter Elektor TV/YouTube

チャンネル登録者数をYouTubeから取得するPythonスクリプトをインターネット上で見つけたClemens氏は、このデバイス用に活用することにした。このスクリプトはYouTubeのチャンネルIDとAPIキーを利用して、チャンネル登録者数を取得する。

Raspberry Pi YouTube Subscriber Counter Elektor TV/YouTube

luma.coreライブラリも活用して、チャンネル登録者数表示のほかにテキストのスクロール表示や、日付や時刻の表示を可能にして時計としても使えるようにした。最後に、Zero 2 Wの電源が入ると自動的にスクリプトが起動するサービスを作成して完成させた。ソースコードは全てGitHub上に公開されている。

デバイスに採用されたRaspberry Pi Zero 2 Wは、1世代前のZero Wと比べて高速で強力な性能が特徴だ。クアッドコアのZero 2 Wは、シングルコアのZero Wと比べて約5倍の速度を発揮する。動画中ではスピードテストによる性能比較も紹介している。

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