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ストラタシス、GRI基準のサステナビリティレポートを発表

ストラタシスにおけるイスラエルのキルヤットガット(Kiryat Gat)製造設備で建設中の屋上太陽光発電設備。発電量は280kWP。2022年4月、稼働開始予定(出典はストラタシスのプレスリリース、写真は「Business Wire」)

ストラタシスが、GRI(Global Reporting Initiative)基準にのっとったサステナビリティレポートを発表した。

同レポートは、「Environment(環境)・Social(社会)・Governance(ガバナンス)(ESG)」活動に関する同社の最初の報告書となり、同社ESGへの取り組みと目標に向けたベンチマークについて解説している。

ストラタシスは2021年にESG戦略を策定。アディティブベースソリューション(アディティブマニュファクチャリング)によって、持続可能な同社独自の「Mindful Manufacturing」に取り組むこととした。Mindful Manufacturingは、プロセスや部品、サプライチェーンを再設計し、3Dプリンティングを製品ライフサイクル全体で活用することで、長期にわたる持続可能性を最大化し、事業の成長を支援することを意味する。

また同社は、「Additive Manufacturing: 未来を築く」(米国エネルギー省、2019年)に基づき、3Dプリンティングなどのアディティブマニュファクチャリングが、CNCなどの従来の製造方法と比較して材料費を削減し、廃棄物を90%程度削減でき、エネルギー消費も25~50%削減できると解説した。

さらにストラタシスによれば、航空宇宙などの業界では、耐久性や信頼性を低下させずに燃費を向上させる手段として軽量ポリマーへに関心が高まっているという。ある航空会社によると、「航空機の重量を0.45kg減らすことができれば、年間で最大5万3000リットルの燃料が節約できる」という。同社では、航空分野でのポリマー3D造形市場は、2025年末までに16億ドル(約2030億円)まで成長し、年間成長率が18%になると見込む。

同社のサステナビリティの優先事項には、責任ある生産と消費のための設計、透明性、人間優先の取り組み、社会的影響プログラム、再生可能エネルギープロジェクト、品質教育、産業革新、気候変動対策が含まれている。

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