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Raspberry Piを使って味わい深いデジタルトイカメラを作ってみた

Raspberry Pi公式ブログが、Raspberry Piベースのデジタルトイカメラを紹介している。

このトイカメラを製作したChristopher Getschmann氏は、最近のデジタルカメラは性能が上がったがゆえに「非常につまらない」と感じているようだ。そこで、オートフォーカスもマニュアルモードもない、ユニークなデジタルトイレンズを自作してみたという。

Digital Toy Camera with Raspberry Pi

トイカメラのベースとして使用したのはRaspberry Pi Zero Wで、カメラモジュールには「Raspberry Pi Camera Module V1」に搭載されていたOmniVisionの5メガピクセルイメージセンサー「OV5647」を、レンズには防犯カメラやマシンビジョンに使われるM12マウントレンズを採用した。ボディ前面には切り抜いた木板を使い、残りの大部分は3Dプリンターで成形した。18650型リチウムイオン電池で駆動する。

Digital Toy Camera with Raspberry Pi
Digital Toy Camera with Raspberry Pi

レンズやレンズキャップ、フードは磁石で着脱可能にし、センサーに対してレンズを傾けられるチルトマウントや上下にレンズを動かせるシフトマウントを作った。いずれも、ぼかしやケラレをあえて作ることで独特のイメージが得られる。さらに、フォーカス調整ができるフォーカスマウント、可動部のない固定レンズマウントも作製した。

Digital Toy Camera with Raspberry Pi

また、ファインダーにナイトビジョンゴーグルで使われている小型電子ビューファインダーを搭載したバージョンと、安価なスマートウォッチに使われている正方形の液晶ディスプレイを搭載したバージョンを作っている。

Digital Toy Camera with Raspberry Pi

さらに、Getschmann氏はRaspberry Pi CM4ベースの二眼カメラも公開している。ただし、この二眼カメラは概念実証としては機能したが、不格好で扱いにくいと感じているようだ。

Getschmann氏が製作したデジタル一眼カメラおよび二眼カメラのソフトウェアと設計ファイルはGitHubで公開されている。

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