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ストラタシス、FDM方式のサードパーティ製材料など新素材16種類を追加

ストラタシスが、FDM方式のサードパーティ製材料や、P3方式3Dプリンター「Origin One」向けなどの新素材16種類を追加した。

FDM向け材料では、材料プロバイダーと提携して、ストラタシス認証材料をFortus 450mcプラットフォームなどの同社FDMプリンターで利用できるようにする。認証にあたっては同社が基本的な信頼性試験を実施した。

今回追加されるのは、高性能ポリマーとして、Arkema/Kimya製PEKK-SC(ArkemaのKEPSTANをベースにした半結晶PEKK熱可塑性ポリマー)、VICTREX製AM 200(可溶性サポート材に対応した半結晶LMPAEK熱可塑性フィラメント)の2種。強化ポリマーと特殊ポリマーとしてCovestro製PA6/66 GF20 FR、難燃性ガラス繊維複合材料。エンジニアリングポリマーとしてKimya製PC FR、難燃性ポリカーボネート材料。スタンダードグレードポリマーとしてHIPS ハイインパクトポリスチレンとなる。各材料は2022年内に出荷する予定だ。

また、Origin One 3Dプリンター向けには、年次オープンマテリアルライセンス(OML)を通じて新しい材料を提供しており、今回同ライセンスを通過した8材料が追加される。材料開発メーカーは、Covestro、Evonik、Arkema、BASF、Mechnano、Tethon 3D、Liqcreate、polySpectraなど。成形や鋳造、高温、セラミック、静電散逸(ESD)、弾性体の用途のフォトポリマー樹脂などの材料だ。

さらに、SAFテクノロジーを搭載したH350 3Dプリンター用のポリプロピレン(PP)材料も追加した。優れた延性と耐薬品性を持ち滅菌処理にも対応するので、自動車の内外装部品や人工装具、消費財などの幅位広い用途に適しているという。

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