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Monozukuri Venturesが、梅小路京都西駅そばの「Umekoji MArKEt」に移転

2022年5月17日に開催したUmekoji MArKEtの開所式の様子

Monozukuri Venturesは2022年6月2日、梅小路京都西駅エリアの「Umekoji MArKEt」に移転したことを発表した。

京都中央卸売市場のある梅小路京都西駅エリアは食の流通拠点として認知されているが、近年は空きオフィス/空き倉庫の増加が課題だった。同社は梅小路の活性化を目指し、2020年12月に京都の金融機関や地元企業と共に「梅小路まちづくりラボ」を設立。「テック×アート×食」をコンセプトにエリアの活性化を進めてきた。

モノづくりの世界では急速なデジタル化の進行に伴い、デジタルマニュファクチャリングへの対応が急務となっている。Umekoji MArKEtはデジタルマニュファクチャリングを学び、実践する場として誕生した。

1階には工作機械メーカーのDMG森精機と共に、金属積層造形の活用をサポートする「AM Lab & Fab with Monozukuri Ventures」を開設。スタートアップや中小製造企業を対象に、金属3Dプリンターや五軸マシニングセンター(2023年運用開始予定)の利用サービスを開始する。

AM Lab & Fab with Monozukuri Venturesに設置したDMG森精機の金属3Dプリンター「LASERTEC 30 SLM」 AM Lab & Fab with Monozukuri Venturesに設置したDMG森精機の金属3Dプリンター「LASERTEC 30 SLM」

2階には梅小路まちづくりラボと京都信用金庫が共同でコミュニティーサロン「Question」を運営し、勉強会や交流の機会を創出する。今後、3階に入居する京都試作ネットと連携し、デジタルマニュファクチャリングに関する勉強会やスタートアップとのミートアップなども開催予定だ。

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