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Raspberry Pi財団、無線LAN機能搭載「Raspberry Pi Pico W」の活用事例を紹介

Raspberry Pi財団は、Raspberry Pi Picoに無線LAN機能を追加した「Raspberry Pi Pico W」を2022年6月30日に発表したが、早くも多くのMakerたちがプロジェクトに取り入れており、Raspberry Pi公式ブログがいくつかの活用事例を紹介した。

Raspberry Pi Pico Wは、「RP2040」マイコンとInfineon「CYW43439」無線チップを搭載し、IEEE 802.11nをサポートする。Raspberry Pi Pico Wについてはfabcrossでも紹介済みだが、本記事公開時点で、日本国内では技適(技術基準適合証明・認証)が未取得であるため、取得後に技適番号表記などの対応が済み次第、スイッチサイエンスのWebショップで販売予定となっている。価格は1111円(税込)の予定だ。

Raspberry Pi Pico W

新たに追加された無線LAN機能を活かして、Raspberry Piのユーザーコミュニティでは、さまざまなプロジェクトが生まれている。

英Armの主任ソフトウェアエンジニアであるSandeep Mistry氏は、Raspberry Pi Pico Wに英Pimoroniが販売している植物モニタリングキット「Grow Kit」とクラウドコミュニケーションAPI「Twilio」を組み合わせて、観葉植物に「個性」を与えるモニタリングを提案した。土壌水分センサーや光センサーなどと連動して、水やりのタイミングや、「おはよう」「おやすみ」といったメッセージをユーザーのスマートフォン宛てにSMS送信することで、植物自身とやりとりしているような効果を演出している。

Pimoloni Glow Kit with Raspberry Pi Pico W
Pimoloni Glow Kit with Raspberry Pi Pico W

また、Pimoroniは「Pico W Aboard」シリーズとして多数の製品を発表している。その1つである多機能基板「Inventor 2040 W」は、最大6つのサーボモーターを接続可能で、ロボットの遠隔操作に適している。

Inventor 2040 W (Pico W Aboard)
Inventor 2040 W (Pico W Aboard)

以前、fabcrossで紹介したハッカブルな「Cyber Glasses」など数々の作品を公開しているKevin McAleer氏は、自作ロボット「Burgerbot」の基板をRaspberry Pi Pico Wにアップグレードして、スマートフォンから操作できるように改良した。

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