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被写体のサイズを自動計測できる——ポータブル3Dスキャナー「XYZscan Handy+」

業務用レベルのモデル計測機能を搭載した個人向けポータブル3Dスキャナー「XYZscan Handy+」が、クラウドファンティングサイトGREEN FUNDINGにて、販売開始した。

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XYZscan Handy+の最大の特徴は、被写体のサイズを計測する機能だ。Intel sr300チップモジュールのIntel RealSense 3Dレンズ技術を採用し、被写体をスキャンした直後にサイズを自動で測定できる。専用ソフトウェアと連携して使用すれば、手動で指定した箇所の被写体のサイズの測定が可能だ。

photo フルモードのスキャン

深度カメラを利用して、赤外線センサーが被写体のフルカラーテクスチャを取り込み、画面前の物体の動作位置の変化データを検出する。シングルフレームは最大0.2mmの精度、スキャン距離は25~60cm、スキャン速度は30fps。スキャニングモードは、ヘッド、オブジェ、フル、マスクの4種類だ。

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XYZscan Handy+の本体はボタン1つだけで操作を行い、日本語対応の無料ソフトウェアを利用できる。出力ファイル形式は、「.stl」、「.obj」、「.ply」に対応しているため、rinckleやSculpteo、3D Toolsなどの3Dデータ編集ソフトと互換性がある。

最大スキャンサイズは100×100×200cm、最小スキャンサイズは5×5×5cm。製品サイズは41×157×61mmで、重量238gだ。

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XYZscan Handy+は、GREEN FUNDINGにて目標金額20万円で2022年9月30日までクラウドファンディング中だ。一般販売予定価格の39%オフの6万9780円(税込)で購入できるプランなどを用意している。2022年8月30日時点で40万円以上を集めている。配達完了日は2022年11月下旬の予定だ。

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