LM110Cは30Wのファイバーレーザーを搭載しており、金属への刻印が可能なレーザーマーカーだ。アルミや真鍮、銅など金属の加工に適しており、ABSやポリカーボネートなどの一部樹脂素材も加工できる。

素材の種類や大きさによって、レーザー発振器をQスイッチ（標準）とMOPA型の2種類から選択でき、加工エリアも3種類から選ぶといったカスタマイズに対応する。ヘッドには従来とは異なる構造を採用しており、従来機と比較して約30倍のスピードで刻印できる。

また、円柱の素材やリングなどを加工するための回転軸も3種類オプションで用意している。価格は58万7400円（税込）からだ。

LM140Rは、30WのCO2レーザーを採用。アクリルや木材、革などの加工に適したレーザーマーカーだ。

標準でガルバノスキャナを搭載しており、加工スピードは従来機の約20倍に向上。レーザー発振器はRF金属管を採用し、ガラス管のものより耐久性が向上した。このモデルも2種類の加工エリアから適したものを選択でき、回転軸などのオプションも用意されている。価格は84万7000円（税込）からとなる。