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時速1000kmで走行しつつCO2排出を削減する、都市間輸送システムが登場

カナダのスタートアップTransPodは2022年7月22日、同社の超高速地上輸送システム「TransPod Line」を走行する電動車両「FluxJet」を発表した。

航空機と列車のハイブリッドのような位置づけのFluxJetは、専用設計されたチューブ状の路線を走行する。FluxJetのクリーンエネルギーシステムは画期的で、速度はジェット機よりも高速で高速列車の3倍という時速1000kmに達する。その性能を支える技術の主な目玉は、超高速走行に対応した最新の非接触給電技術と、「veillance flux」と称する姿勢制御技術だ。

FluxJetは、主要都市などに設置された駅を結ぶTransPod Lineを走行する。既存の乗客・貨物輸送において、破壊的イノベーションをもたらす可能性さえあるという。

資金面では、TransPodは2022年3月に5億5千万ドル(約750億円)を調達した。カナダのアルバータ州の都市を結ぶTransPod Lineの建設を発表し、環境影響評価を含む予備工事に着工した。TransPod Lineの営業が始まれば、乗客の移動コストは飛行機と比べて約44%安くなり、CO2の排出量は年間約63万6千トンの削減になる試算だ。

TransPodの共同創業者兼CTOのRyan Janzen氏は、「FluxJet はカナダとして初のイノベーションであり、世界に向けた次世代の画期的なインフラストラクチャのプロジェクトだ」と述べている。

fabcross for エンジニアより転載)

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