従来モデルのピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」は、作業スタッフと協働でピッキング作業を実施。荷物搬送の代行とピッキングルートの最適化によって、ピッキング作業の効率化とスタッフの作業負担軽減に貢献してきた。今回、より大きな荷物への対応の要望があったことから、75L容量コンテナに対応するモデルを開発した。

新製品のラピュタPA-AMR XLは、荷物を入れる開口部が作業者に対して正面を向いているので、荷物の入れ込みが容易だ。スキャナーと操作画面を上下段の中間に設置することで、使いやすさを向上させた。また、外装カバーを付け、さらにコンテナを格納するトレーに5度の傾斜を付けるなど積載物の落下を防止する構造を採用している。

ラピュタPA-AMR XLの移動速度は毎秒1.4mまで（可変）で、最大取扱商品重量は45kg、可搬可能サイズは47×65×43.5cmだ。本体重量は約45kgで連続稼働時間は8時間（2時間充電）。