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家庭向け3Dプリンター「ANYCUBIC PHOTON」がDLP方式に! CAMPFIREに登場

DLP方式の3Dプリンター「ANYCUBIC PHOTON ULTR」が、CAMPFIREに登場した。プロジェクトオーナーは、YKTradeJapan。

ANYCUBIC PHOTON ULTRは、業務用でよく見られるDLP方式の3Dプリンターを家庭でも使用できるようコンパクトサイズにまとめつつ、DLP方式ならではの高品質な造形物を製作可能にしている。

「ANYCUBIC PHOTON」の旧機種で採用していたLCD方式は、液晶ディスプレイを用いて紫外線ライトを照射してレジンを硬化させていたのに対し、新機種「ULTR」のDLP方式ではプロジェクターを使用して紫外線を照射する仕組みだ。レイヤーの構築方法が異なるため、旧機種と比較してより微細なテクスチャーを表現できる。

ANYCUBIC PHOTON ULTRによる造形例 ANYCUBIC PHOTON ULTRによる造形例

ANYCUBIC PHOTON ULTRの1レイヤー当たりの造形は1.5秒で、1時間で60mmのプリント出力が可能だ。また、LCDスクリーンのように交換する必要がないため、内蔵プロジェクターを利用して2万時間以上、メンテナンス不要で利用できる点もメリットだ。

同製品は本体寸法は222×227×383mm、重量は4kg。ビルドサイズは102.4×57.6×165mmで、XY解像度は80μm、Z解像度は10μm、消費電力は約12Wだ。データは、STLファイル、Gcodeの制御形式に対応している。

ANYCUBIC PHOTON ULTRは、2022年12月3日までCAMPFIREプロジェクトを実施する。製品の一般販売予定価格は12万8285円。支援者向けのリターンとして一般販売予定価格の約32%オフとなる8万7234円で購入できるプランなどがある(価格は全て税込)。リターンの発送は2023年2月までを予定している。

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