「SPRESENSE用 イーサネットアドオンボード」をスイッチサイエンスが販売開始
2022/11/07 11:55
スイッチサイエンスは「SPRESENSE用 イーサネットアドオンボード」の販売を2022年11月4日に開始した。
同製品はSPRESENSE本体に載せ、ルーターなどに有線接続することでインターネット通信を可能とする機器で、Arduinoの標準Ethernetライブラリを改変して利用する。なお、TLS通信を行う場合は追加のライブラリやルート証明書をコンパイルする必要がある。コードのダウンロードリンクや解凍後のフォルダ配置、インストール手順などの使い方についてはスイッチサイエンスのブログ記事で解説されている。
開発環境の立ち上げ方法としてはArduino IDEを利用する、もしくはarduino-cliとdockerを利用する2通りが用意されている。このうち、Arduino IDEを利用する場合はメジャーな開発方法が使える反面、他にEtherライブラリ依存なプロジェクトが存在する場合の動作が保証されていない。一方、arduino-cliとdockerを利用する場合は環境をdockerに閉じて開発するため、他プロジェクトとライブラリの依存関係で干渉する恐れはない。
スイッチサイエンスのウェブショップで販売し、価格は5500円(税込)だ。