中小企業向けにラズパイを用いたIoT開発プラットフォーム「BravePI」を製品化
2022/11/10 08:00
Braveridgeは、中小企業でのIoT導入を支援するIoT開発プラットフォーム「BravePI」を製品化すると発表した。
福岡県工業技術センターでは、既存設備に後付けできるセンサーとRaspberry Piを使った「IoT導入支援キット」を開発。サイト上で作製方法を公開し、ソフトウェアをオープンソースとして無償提供することで、中小企業のIoT導入を支援している。BravePIはそのIoT導入支援キットをより使いやすくしたIoT組立てプラットフォームだ。
はんだ付け不要でコネクター接続のみで組み立てできる。専用のBluetoothトランスミッターを用いて、センサーによるデータ収集を完全無線化。見通し1kmの通信が可能なため、広範囲のBluetooth無線センサーネットワークを構築できる。
BravePIを販売開始する時期は2023年1月を予定している。IoT導入支援キットでの実証検討後には、BraveridgeのハードウェアユニットシステムであるPILEzへ移行可能だ。PILEzを用いると、LTE-M通信を用いた超遠隔地からのデータ収集も可能となる。