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回転ダイヤル式アンティーク電話にRaspberry Piを組み込んでレトロフィット

回転ダイヤル式のアンティーク電話機にRaspberry Piを組み込んだガジェットをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

製作者のMark Lister氏は1980年にプログラミングを始めたが、Raspberry Piに出会ったのはつい最近とのことだ。Lister氏は、オークションで落札した、1895年頃製造とされる回転ダイヤル式のアナログ電話機から不要部品を取り払い、Raspberry Piを組み込んで「携帯電話」に改造した。乳幼児ほどの重さがあるうえ、人前で使うにはかなり勇気が必要だが、持ち歩くことに抵抗がなければ「携帯(モバイル)」であることに変わりはない。

Converting an antique phone into a mobile (cell) phone using a Raspberry Pi

電話機の内部には、Raspberry Pi 3 Model BとUSBスピーカー、それにWaveshare製のGSM HATとUPSカードを搭載している。GSM HATはSIMカードスロットを備えている拡張ボードで、電話の受発信やSMS送信、インターネットへの無線接続に使用する。また、着信時にはmp3ファイルを再生して、USBスピーカーから昔ながらの電話の呼び出し音が聞こえるようになっている。

元々あった電話機の配線は直接Raspberry PiのGPIOに接続されている。ダイヤルを回すことで発生するパルスは、Raspberry Piに書き込まれたプログラムでSIMカードが認識できる数字に変換され、電話番号として処理される仕組みだ。

短縮ダイヤル機能も備えるほか、発信者番号通知機能のように電話番号を認識すると電話が鳴っている間、相手の名前を音声で教えてくれる。

長時間の通話ができるような工夫もされていて、UPSだけでは20分程度しか使用できないため、背面にUSBバッテリー接続用のポートを設けている。

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