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飛行機の着陸の様子を体験できるRaspberry Pi駆動のフライトシミュレーター

飛行機の着陸の様子を体験できる自作のフライトシミュレーター「Alex Air」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

Alex Airは、「乗客の視点に立ったシミュレーター」との位置付けで、さまざまな国の空港に飛行機が着陸する様子を再現するフライトシミュレーターだ。

Alternative Flight Simulator 'Alex Air' driven by Raspberry Pi

着陸時の映像を表示するシステムには、Raspberry Pi Zero、PCモニター、古い飛行機のコックピットから転用したコントロールパネル、蛍光灯を使用している。Raspberry Pi Zeroは、I2C経由でコントロールパネルのLCDを制御し、コントロールパネルのボタン操作を受け付けて照明の点灯やモニター映像の再生を開始する。

飛行機のキャビンを模した壁面の窓パネルにPCモニターをはめ込んでおり、「着陸」時に窓から見える景色は、メディアプレイヤー「Omxplayer」を使ってYouTubeから取得した動画を再生し、アスペクト比を調整した上でモニターに表示している。再生できる動画の中には、1998年に閉鎖された香港の啓徳空港への着陸の様子などもある。モニタースクリーンの裏側にはフライト選択パネルがあり、着陸する空港を選択できる

Alternative Flight Simulator 'Alex Air' driven by Raspberry Pi
Alternative Flight Simulator 'Alex Air' driven by Raspberry Pi Alex Shakespeare/YouTube

また、シミュレーターの座席上部には、実際の飛行機と同様に読書灯やエアコンの風量調整ノズルなども設置されていて、これらは映像再生システムとは別にESP32マイコンで制御している。客室乗務員を実際に呼ぶことはできないが、コールボタンも備えたとのこと。保存した音声ファイルを、オーディオアンプLSI「MAX98357A」を使用してESP32のI2S経由で音声出力している。

Alternative Flight Simulator 'Alex Air' driven by Raspberry Pi

このシミュレーターは飛行機機内の座席などをそのまま再現した大がかりなものだが、作製したAlex Shakespeare氏は自宅のサンルームにフライトシミュレーターを設置したという。シミュレーター内の部品については、航空機の記念品やパーツを販売している各国のビジネスパークを訪れて入手したとのことだ。

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