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Simplify3D、3Dプリンター用ソフトウェアの最新版「Simplify3D V5」をリリース

Simplify3Dは、スライサーソフトウェア「Simplify3D」の最新バージョン5.0をリリースした。120以上の独自の新機能と改良を加え、処理能力やユーザービリティを向上している。

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ユーザーインターフェースは、簡素化と最適化による効率性の向上を図っている。ツールバーレイアウトの統合によりコモンコントロールのビュー表示を可能にし、カスタマイズ対応のキーボードショートカットで機能へのアクセスを容易にした。さらに、3Dマウスへの対応や3D環境でのナビゲーションを取り入れることで、高度化したズームや回転など直感的な操作で細部まで確認ができる。

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3Dモデルファイルへのライブトラッキング機能は、CADデザインへの変更を自動で検知し、形状を同期して流動的にSimplify3Dのパーツをアップデートする。サポート構造編集機能のアップグレードにより、新ツールがワンクリックで大きなサポート部の追加や削除が可能になり、Wi-Fiとイーサネットへの対応により、リモート操作やモニタリングを可能にした。

バージョン5.0に搭載した次世代スライシングエンジンの革新的アルゴリズムにより、バージョン4.0より最大3倍速い高品質スライシングが可能。また、メッシュエラーの自動修復機能により、プリント時間の短縮と手直しの手間が省かれている。

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同一モデルの各部位におけるカスタマイゼーションに対応し、精細部ではプリント速度を落としたり、強度が必要な部位ではインフィルの密度を高めたりといった設定が容易にできる。さらに、高品質な仕上がりとプリント速度の最適なバランスで、レイヤー厚を自動で調節する機能も備える。

新たに90の対応機種が増え、合計650機種以上の3Dプリンターに対応する。公式サイトにて199ドル(約2万6000円)で販売中。V4ユーザーにはアップグレードとしても提供する。

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