新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ソクラテスからアイアンマンまで、さまざまなキャラクターを作ったり会話したりできるチャットボット「Character.AI」

「Character.AI」は、2022年9月にベータ版が公開されたチャットボットWebアプリケーションだ。誰でも会話型AIエージェント「Character」を作成し、対話できる。

9月のベータ版公開から2ヶ月が経過し、1日10億語が生成されるようになったと、2022年12月5日の記事では述べられている。35万以上のユニークなCharacterが生まれ、その用途は情報検索、コーチング、教育、エンターテインメントなど多岐にわたっている。

Characterは、名前と挨拶の文章を入力するだけでクイック作成可能だ。さらに、短い説明、長い説明、対話形式の定義などを入力する、よりこだわったCharacter作成方法もある。また、画像生成を使うことで、Characterが会話に画像を使うことも可能になるなど、多様な機能が備わっている。

Character.AIのトップページにアクセスすると、「Characterが話すことはすべて作り話です! Characterが話すことをすべて信用したり、真に受けたりしないでください」、「Characterは誤って失礼になることがあります。そのようなメッセージは星1つにしてください」などの注意書きがポップアップし、それらを了承するとCharacter.AIページに移行する。

ページ内には、これまでに作られた膨大なCharacterがアイコン付きで並んでいる。歴史上の人物ソクラテスやAlbert Einstein、実在の人物Elon Musk、『アイアンマン』の主人公のTony Starkなど、多岐にわたるCharacterと会話可能だ。

「Character.AI」は、新興企業のCharacterが作成した。Google のSpell Checker(”did you mean?”)をはじめとするAIシステムを作ったNoam Shazeer 氏と、同じくGoogleが作成した人間と自然に会話できるAI「LaMDA」などの開発者であるDaniel De Freitas 氏が創業したものだ。Characterの創業チームは、Google BrainとMeta AIから来た、深層学習、大規模言語モデル、対話の専門家たちで構成されているという。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る