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ラズパイで動くAIロボット犬——アームでピッキングもできる「XGO-Mini 2」

AI搭載ロボット犬「XGO-Mini 2」がKickstarterに登場し、わずか15分で目標額の調達に成功している。

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XGO-Mini 2はデスクトップサイズの4足歩行ロボットで、AI搭載4足歩行ロボット「XGO-Mini」を開発したLuwu Intelligence Technologyによるプロジェクトだ。

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XGO-Miniと同じくAIモジュールを搭載し、12自由度の多彩な動作が可能。新たにエッジAIコンピューティングアプリケーション用にRaspberry Pi CM4を採用しており、全方向への動作や6次元の姿勢制御、安定姿勢、数種類の歩行ができる。また、3自由度のアームも搭載した。

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AI機能として画像や音声、ジェスチャーなどの認識ができ、ユーザーとインタラクティブなコミュニケーションが可能。BlocklyやPythonによるプログラミングや、手でロボットを動かしてティーチングすることもできる。アームのグリッパーは25~55mmの開閉ができ、掴む、持ち上げる、運ぶ、置くといった動作に対応する。

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前方にはLCDディスプレイと高解像度カメラを搭載し、情報やイラストなどの表示や、QRコードの読み込みなどができる。6軸IMUシステムにより、不安定な場所でも巧みに体を動かして安定を保つことができ、ジョイント位置センサーと電流センサーを含めた姿勢フィードバックで、アルゴリズム検証や二次開発が可能になる。

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本体サイズは270×150×180mmで重さは915g、3500mAhのリチウム電池で駆動する。軽量モデル「XGO-Lite 2」の本体サイズは250×145×170mmで重さは610g、2500mAhのリチウム電池で駆動する。本体のボタンか専用アプリを使い操作する。

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XGO-Mini 2とXGO-Lite 2は、今なら数量限定の早割価格749ドル(約10万円)と449ドル(約6万円)で入手できる。2023年4月の出荷を予定しており、日本への送料は30ドル(約4000円)だ。

2023年3月2日までクラウドファンディングを実施しており、2月21日時点で2万ドル(約268万円)の目標額を大きく上回る約16万3000ドル(約2182万円)を集めている。

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