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ラズパイ×RP2040で開発を加速——ビット・トレード・ワン、RP2040エッジアクセラレータ「ADRS2040U」発売

ビット・トレード・ワンは、「ラズベリーパイ接続RP2040エッジアクセラレータ ADRS2040U」を2023年3月10日に発売する。

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同製品は、各種拡張端子/コネクター/ランドなどを備えた、Raspberry PiとRP2040を組み合わせた開発をするための拡張基板だ。

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RP2040でRaspberry Piのインターフェース機能を拡張して、Raspberry PiにはないADコンバータや16bit PWMなどのコントロールが可能で、デュアルコアARM Cortex M0+プロセッサーによる最大動作周波数133MHzの処理ができるという。

RP2040の特長であるMicro Pythonでのインラインアセンブラ使用やPIOを用いた実験、メインプロセッサーから独立したプログラムによるUARTやSPIなどのインターフェースが再現できる。

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RP2040の機能だけを使ったスタンドアローン機器としても使用可能で、Raspberry Piを使わなくてもADRS2040Uにファームウェアの書き込みなどができるという。

I2Cスレーブとして動作し、基板上LED制御やAD値の送信を行えるサンプルソフトや回路図などが、Githubにてオープンソースで公開されている。

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対応機種は、Raspberry Pi 3B/3B+/4B。製品サイズは65×60.5×20mm、質量30g。インターフェースは、40ピンGPIOコネクターI2C/SPI/UART/SWD接続、POWERLED、GPIOLED、BOOTスイッチ、リセットスイッチ、2.54ピッチターミナルブロック、Raspberry Pi Pico互換ランド、SWDランド、USB Type-C。市場想定売価は4928円(税込)だ。Raspberry Pi本体やUSBケーブルは付属しない。

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