新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Keychronの75%Alice配列キーボード「Keychron Q10」

香港に拠点を置くキーボード製造企業Keychronは、「Keychron Q10」を販売している。これは、Alice配列と75%のキーボードサイズ、プログラム可能な5つの追加マクロキー、左側のノブ設計を融合させたフルカスタマイズ可能なキーボードだ。Alice配列とは、左右のキーの間に空間があるキーボードのレイアウトのことだ。

Q10は、6063アルミニウムを素材とし、CNC切削加工、研磨、陽極酸化、アルマイト処理といった全28の工程を経て製造されたメタルボディを採用している。また、自由度高くキーボードをカスタマイズできるようにするため、すべての部品を容易に組み立てられる設計になっているという。

構造面では、プレートのガスケットに加え、トップケースとボトムケースの間にシリコンパッドを追加するという新構造により、金属間の音の共鳴を大幅に低減した。これにより、ガスケット構造の柔軟性を維持したまま、キーボード全体の打鍵音を向上させている。

Keychronは主にMac向けだが、Windowsとの互換性もあり、Q10では両システム用にトグルスイッチとカスタマイズされたキーキャップのセットが追加で搭載されている。

キーボード左上に配置されたプログラマブル ノブは、VIAソフトウェアを通じて、ズームイン/アウト、画面の明るさ、ブラシサイズ、音量、ビデオクリップや写真の選択、バックライトの色合いなど、希望のキーやマクロを簡単にカスタマイズできる。

全てが組み立て済みの完全組立 ノブは215ドル(約2万9000円)、スイッチ、キーキャップなどを自由にカスタマイズできるベアボーン ノブは195ドル(約2万6000円)となっていて、それぞれカラーも複数用意されている。

別売りのカスタマイズ用部品(パームレスト、キーキャップなど)も、豊富なバリエーションで準備されている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る