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建ロボテック、連続鉄筋コンクリート舗装対応の「鉄筋結束トモロボ」を発表

建ロボテック、昭和産業グループ、小財スチールの3社は、連続鉄筋コンクリート舗装(主に道路工事など)で使用する配力筋Sに対応した「鉄筋結束トモロボ」を共同開発した。

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鉄筋結束トモロボは、市販の手持ち電動工具をセットするだけで、鉄筋工事における鉄筋の交点を結束する結束作業を、人の代わりに行う協働型ロボットだ。

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建築工事や土木工事に対応した既存の鉄筋結束トモロボは、格子状に敷かれた横一直線上にある鉄筋の交点を左右同時に結束するが、連続鉄筋工法の配力筋は斜め配筋(60°程度)が多く、鉄筋の交点も斜線上にあるため左右離れた交点の結束に対応する必要があった。

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今回開発した配力筋S対応のトモロボは、全てが一体となった機器本体のユニットを左右に分割可能なユニットにすることで、左右個別に調整して斜線上にある交点の結束を可能にしたという。

さらに、既存機よりも車輪の固定する距離を広くしたことによる安定走行、バンパーセンサーの位置を変更して既存機同様に安全性能を確保、結束機の昇降や鉄筋検知するタイミングに関わるソフトウェアも配力筋Sに対応させた。

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