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Raspberry Pi財団が新製品「Raspberry Pi Global Shutter Camera」発表

Raspberry Pi財団がRaspberry Pi用のカメラモジュール新製品「Raspberry Pi Global Shutter Camera」を発表した。

同製品の最大の特徴は、高速度でもゆがみの少ない撮影が可能なグローバルシャッターを採用していることだ。従来のローリングシャッターでは高速度撮影時に起こりがちな「ゆがみ」を抑えられるため、高速な被写体などを撮影する際に難しかった被写体の撮影が可能になった。

グローバルシャッターは同サイズのローリングシャッターよりも解像度が低くなるため、適切なレンズ倍率を選択し、高速での画像認識処理に適した画像を取得することを推奨している。

同製品は1.6メガピクセルのSony IMX296センサーを搭載しており、Raspberry Pi HQ Cameraと同じC/CSマウントのレンズと互換性を有している。レンズの切り替えはC/CSアダプターで対応可能だ。

3.45μm×3.45μmと大きなピクセルサイズが高い光感度を提供するため、短い露出時間(適切な照明で30μs程度)で動作できる。バックフォーカスは12.5~22.4mmから調整可能だ。

日本国内ではスイッチサイエンスおよびKSYがRaspberry Pi Global Shutter Cameraの取り扱いを開始している。スイッチサイエンスでの販売価格は8525円(税込)だ。

※記事初出時に写真に誤りがありました。訂正してお詫びします(編集部)

 

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