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外見も味も本物のサーモンそっくり——植物由来の「サーモンフィレ」を開発

カナダのトロントに拠点を置くNew School Foodsが、植物由来の「サーモンフィレ」を開発したと発表した。同社は、食品科学系で有数の大学と提携し、代替肉産業で初となる数々の加工技術や足場技術を開発している。

同社が発表した植物由来の代替サーモンは、筋繊維と植物性結合組織、脂肪、色素を組み合わせ、さらに独自のフレーバー技術により、本物のサーモンのような味わいを再現したものだ。筋繊維には独自の技術を採用しており、調理するとフレーク状や繊維状になることで魚特有の口当たりと食感を再現している。さらに、高タンパクで、天然サーモンと同レベルのオメガ3脂肪酸が含まれている。

現在の人工肉製品は、製造過程であらかじめ調理されているものがほとんどだが、同社のコールドベース加工技術により作られた代替サーモンフィレは、天然の魚と同じように生の状態から調理することができる。

同社は、消費者が植物由来の代替肉を欲しいと思うようになるには、適正な価格や食感、外観、味、調理法などを適切に提供して、代替肉をより本物らしいものにするという点が重要であると述べている。

fabcross for エンジニアより転載)

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