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水素燃料電池を搭載した環境にやさしいラジコン草刈り機を開発

電動ラジコン草刈り機

ネクスティ エレクトロニクスが、小型水素燃料電池を搭載した環境にやさしい電動ラジコン草刈り機を開発した。

同草刈り機は、ユニックが製造する電動ラジコン草刈り機に、Spectronik製の小型水素燃料電池を搭載。従来のリチウムイオン電池搭載時よりも長時間駆動が可能でしかも環境にやさしいのが特徴だ。

ネクスティ エレクトロニクスは2022年にSpectronikと販売代理店契約を締結。小型の地上車両や水上車両、無人航空機、ロボットなどに対する水素燃料電池搭載に取り組んできた。また、今回の草刈り機は、2021年からユニックおよびJFEコンテイナーと供に開発を進めてきたものだ。

従来の電動ラジコン草刈り機は、中山間地域や太陽光発電所、果樹園など、充電環境がなかったり広範囲のエリアであったりする場合に長時間連続作業できないという課題があった。今回開発した草刈り機は、2.8リットル、19.6MPaの高圧水素容器を2個搭載した状態での稼働を確認。量産化に向け、6.8リットル、29.4MPaの高圧水素容器を2個搭載することで、約8時間の連続使用ができるようにする予定だ。

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