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腰の負担を軽減するアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light」が発売

イノフィスは日本シグマックスと、アシストスーツに関する協業を発表した。

今後はアシストスーツの製品「マッスルスーツ」シリーズのラインアップを拡充する。協業第1弾として、サポーター型アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Light」の販売を2023年3月28日に開始した。

同製品は腰を中心とした上下パーツを連結することで肩、太ももから腰に向かって張力が働き、前傾姿勢の腰への負担を軽減してくれるサポータータイプのアシストスーツだ。また、腰ベルトの腹腔圧上昇効果により腰を安定させて、長時間の同じ姿勢による負担を軽減する。

外骨格型にあるフレームがないため、装着の違和感が少なく、重量は上下パーツ合わせて約460gと軽量だ。上パーツと下パーツに分かれているため、身体にフィットするサイズを選択できる。希望小売価格は上下合わせて2万7500円(税込)だ。

イノフィスは創業当初の2014年より装着型の作業支援ロボットを開発。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツEvery」は電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮する。

また、日本シグマックスは1973年の創業以来、整形外科医療分野に特化して関節用装具やギプス、リハビリ関連製品などを製造および販売している。同社のサポーター型アシストスーツ「メディエイド アシストギア」は、人体構造に即した設計と伸縮性により、動きやすさを確保しつつ作業中の姿勢をサポートし、腰への負担を軽減する。

両社は外骨格型とサポーター型、それぞれのカテゴリでアシストスーツを開発してきた。今後は外骨格型とサポーター型それぞれの開発ノウハウを組み合わせたアシストスーツを開発していく。第2弾となる新製品は、同年初夏の発売を目指す。

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