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「い草」と生分解性樹脂を使用した3Dプリントで家具を開発

デザインラボ「HONOKA」とExtraBoldが、生分解性樹脂とい草を混ぜ合わせた材料による3Dプリント家具の開発に成功した。

今回の家具の開発は、近年触れる機会が少なくなってきた畳を、「現代の暮らしに編み直す」というHONOKAのプロジェクト「Tatami Refab Project」の一環として実施。ExtraBoldが、使い終えた畳や廃棄されるい草と生分解性樹脂である酢酸セルロースを混合し、造粒機でペレット化。これを使い、ExtraBoldのペレット式3Dプリンター「EXF-12」によって、HONOKAがデザインした家具を造形した。ペレットの材料として用いた廃棄い草は、インテリアや寝具の製造販売を行うイケヒコ・コーポレーションが提供した。

今回開発した家具シリーズは、展示品として3カ月で完成させた。2023年4月18日からイタリアのミラノで開催される「ミラノサローネ国際家具見本市 2023」に出展する。

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