同書は、「Interface」に掲載された記事を再編集したものだ。

ESP32マイコンと温度センサーや加速度センサーをつなげる基本的な使い方から、それらを組み合わせてネットワークカメラ、赤外線学習リモコン、現在位置を表示するスマートウォッチ、温度やCO2のセンサー端末を作るための電子工作プログラムなどを解説している。

全7部構成。第1部でESP32に関する基礎的内容、第2部ではIoTセンサーを使うためのハードウェアとソフトウェア、第3部ではESP32を使用したネットワークカメラについて解説している。

第4部の「応用事例集」では、FreeRTOSを使った電光掲示、360°マッピング用レーザーレーダー、サーバー機能付き赤外線学習リモコンなど、第5部の「M5Stack活用術」ではESP32が入ったカラーLCD付きM5StackやM5Stack拡張モジュールなどについて解説する。

第6部ではプログラム実行速度、メモリーの読み書き速度や消費量などについて解説し、第7部ではESP32の開発環境を扱う。

B5判296ページで、価格は2860円（税込）だ。