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フィンランドの伝統的なスキー板を電動化した、雪原の静寂を邪魔しないスノースクーター

フィンランドのeLylyが、木製電動スノースクーター「eLyly」を発売している。

eLylyは、フィンランドの伝統的な木製の滑走用のスキー板「lyly」を電動化したものだ。出力1000Wのモーターを搭載し、2.5時間でフル充電でき、低い気温に耐えられる専用バッテリーを採用している。最高時速は25km、航続距離は20~30kmに及ぶ。寸法は180×30×120cm、重量は40kgで、最大荷重は100kgだ。

電動のため、環境に優しいだけでなく、エンジン音がないためフィンランドの雪深い森の静寂を楽しみながら移動できるのも魅力のひとつだ。開発者のPasi Kauppinen氏は、「電動スノースクーターの開発きっかけは、宿泊施設に訪れる観光客が静寂を邪魔せず自然を探索する方法を望んでいると気付いたからです」と説明している。

fabcross for エンジニアより転載)

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