新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ラズパイの電源オンオフを安全に——RaspberryPi用電源制御基板「safePowerHAT」

RaspberryPiの電源のオン/オフを制御し、安全にシャットダウンできる基板「safePowerHAT」がCAMPFIREにて出資を募っている。

photo

RaspberryPiはUSB電源端子を抜かないと電源OFFできないが、システムをシャットダウンする前に突然電源を切ったりすると、システムを壊してしまい起動しなくなることがある。また、USB電源端子は抜き差しを繰り返すと故障の原因にもなる。safePowerHATは、基板上のオンスイッチを押すと電源が入り、オフスイッチを押すとシステムを安全にシャットダウンした後に電源をオフにする電源制御基板だ。

photo

また、RaspberryPiを組み込み装置やケースに入れる場合も、基板外部のケースにスイッチを追加すれば、スイッチのワンプッシュでシステム停止、電源オフを安全に行うことができる(要外部配線、最小3本)。Python3で記述したソースファイルも提供されるので、電源オフのタイミング変更やスイッチ以外のトリガーでの作動などの変更も可能だ。

photo

GPIO接続にはスタッキング用のピンソケットを使用しており、別の基板を重ねて装着することが可能。コンフリクトを避けるために本基板で使用するGPIOの変更ができる。ユニバーサル領域もあるので、表示器やセンサーなどを本基板上に実装することも可能だ。

photo

組み立てキットを3000円、完成品を3200円、システム設定とプログラムのインストールがされたmicroSDを1000円で購入できるプランなどが用意されている。

safePowerHATは、CAMPFIREにて2023年7月9日までクラウドファンディング中だ。目標額1万円に対し5月2日の時点で1万8000円以上を集めている。発送は2023年7月の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る