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Liqcreate、光造形方式3Dプリンター用ESD対策レジン「Liqcreate ESD」を発表

オランダのLiqcreateが、光造形方式3Dプリンター用のESD(静電気放電)対策レジン「Liqcreate ESD」を発表した。公式Webサイトにて、1kgを139.95ユーロ(約2万円)で販売している。

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Liqcreate ESDは、黒色不透明の光硬化樹脂で、385~420nmの範囲のDLP/LCD/SLA方式3Dプリンターで利用できる。造形物は導電性/帯電防止特性を備え、電子機器製造業などESD保護エリアでの使用に適している。

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電子機器や部品の製造現場では、静電気の放電が破壊や誤作動の原因となるため、ESD対策をしたパーツを使う必要がある。等方性ESD特性を有するLiqcreate ESDを用い造形したカスタム治具や固定具、ツールを使うことで、静電気の放電リスクを減らすことができる。帯電防止特性に加え、剛性と柔軟性および耐衝撃性を備え、電子機器のカバーや製造用ツールに適している。

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Liqcreateのレジンは、385〜420nmのUV-A光源を使う多くの3Dプリンターに適合し、最適な設定値が機種ごとに公開されている。また、標準品とは異なる特性のレジンが必要な顧客には、カスタム仕様の生産にも対応する。

 

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