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ROS 2でロボットプログラミング——アールティ、micro-ROSとESP32-S3による組み込み開発向け教材「Pi:Co Classic3 オプションキット No.1」発売

アールティは、ロボット用ミドルウェアROS2をマイコンで動かすためのフレームワーク「micro-ROS」の開発を促進するため、同社の組み込み学習ロボット「Pi:Co Classic3」に対応したESP32-S3マイコンボードとmicro-ROSの教材を組み合わせた「Pi:Co Classic3 オプションキット No.1 [ESP32-S3マイコンボード]」を、2023年6月に発売する。

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本製品のマイコンボードは、Pi:Co Classic3にEspressif SystemsのWi-Fiモジュール「ESP32-S3-WROOM-1」を搭載するためのCPUボードで、Pi:Co Classic3に標準搭載されているCPU基板(RX631搭載CPUボード)と互換性があり、交換して使用できる。

micro-ROSのサポートハードウェアであるESP32-S3を搭載することで、Pi:Co Classic3でmicro-ROSを使った開発ができるようになる。

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環境構築や動作確認のための日本語インストールマニュアル、動作確認/迷路走行/micro-ROSを使ったセンサー値可視化などのArduinoサンプルスケッチ、スケッチを日本語で解説した入門テキストが用意されていて、組み込みロボット開発の基礎やmicro-ROSを使った可視化ツールの活用方法まで一貫して学習できるという。インストールマニュアルとサンプルスケッチは無料公開され、入門テキストは本製品の購入者限定コンテンツだ。

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Pi:Co Classic3 オプションキット No.1のセット内容は、ESP32-S3マイコンボード、USB Type-A-Type-Cケーブル、技適マークシール、入門テキストのダウンロードカード。価格は1万1550円(税込)だ。入門テキストなしVer.は9900円(税込)。Pi:Co Classic3は付属していないので、別途購入する必要がある。

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