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モノの位置と形状を非接触で把握するロボットハンド向け近接覚センサーが発売

Thinkerが、ロボットハンド向けの「近接覚センサーTK-01」を発売する。

TK-01は、4つの赤外線センサーとAIによる独自のセンシング技法によって、対象物の形状や距離を非接触で瞬時に把握。花や豆腐などの繊細な対象物も、壊さずしっかりとつかめるという。

従来のロボットハンドでは難しいとされてきた鏡面や透明の物質のピッキングも得意だ。例えば、光量が少ない場所、逆に光量が多すぎる場所や、透明な対象物に対応する。

これらの特徴を持つ同センサーを活用することで、さまざまな作業現場に応じた臨機応変なピッキングに対応できるようになる。また、ティーチングの時間や労力を抑えることができるので、ロボットハンドの活用領域が広がることが期待されるという。

TK-01の販売価格は24万2000円(税込)で、2023年7月31日発売予定。同年5月23日から予約注文を受け付ける。

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