同書は、Arduinoを使った組み込みシステム開発の解説書だ。ハードウェアやソフトウェアなどの基礎知識に加え、設計から実装までを系統的に説明するモデルベース開発、Arduinoを用いた実際の開発例などについて解説する。

全3部構成。第1部では組み込みシステムやArduinoについて解説。第2部では組み込みシステムのモデリングや実装方法、組み込みソフトウェアの作成技法などモデルベース開発について取り扱う。第3部では組み込みシステムとPCの協調動作、組み込みシステムとインターネットなど、実践的な組み込みシステム開発について解説する。

2018年3月発行の初版に対し、第2版では「組込みシステムとインターネット」の章を新たに設け、IoT実現のための技術開発や環境整備に対応した。

著者は猪股俊光氏。判型は菊判（150mm×220mm）で224ページ、価格は2750円（税込）だ。