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自然言語で入力するだけでChatGPT連携アプリを作成できるツール「MetaGPT」

Abi Raja/YouTube

米Whimsy Worksは、自然言語で入力するだけでChatGPT連携Webアプリケーションを簡単に作成できるツール「MetaGPT」を発表した。

Whimsy Worksはこれまで、コードを記述することなく自然言語で簡単にアプリを作成できるプラットフォーム「Pico」を提供してきた。PicoはOpenAIの大規模言語モデルGPT-4を利用して作られている。

今回発表された「MetaGPT」はPicoを搭載しており、自然言語を使って、完全にノーコードでChatGPTと会話できるアプリを作成できるというものだ。

公式サイトの動画では、「コードを平易な英語で説明するアプリ」を作成する様子を見ることができる。簡単な文章を入力し、結果の表示の仕方や外観を選択するだけで、瞬く間にアプリができあがる。動画ではアプリのアイデアとして、文章を校正するアプリや子ども向けの物語を生成するアプリなどが挙げられている。

Picoは無料で開始でき、1つのアプリを最大4回まで修正して作成可能だ。その後、月額29ドル(約4000円)、年間240ドル(約3万3500円)で、無制限プランにアップデートできる。有料プランには、MetaGPTで作成したアプリでのChatGPTへの質問料金も含まれており、今のところ制限はないが、将来的には制限を課す可能性もあるという。また、Picoが生成したコードは商用利用可能となっている。

Pico全体では、2023年5月26日までに2万4000以上のアプリが作成されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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