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赤外線コマンドを実行可能——RP2040ベースのUSBトランシーバー「PiBeam」

赤外線コマンドが実行可能なUSB Type-A対応トランシーバー「PiBeam」がKickstarterに登場し、注目を集めている。

PiBeamは、以前fabcrossで紹介したRaspberry Pi Pico W搭載電子ペーパーボード「EnkPi」のクリエイターが開発したデバイスで、Raspberry Piマイコン「RP2040」を搭載し、キーボード、マウス、各種家電など赤外線コマンドに対応している機器を操作できる。

PiBeam

PiBeam本体表面に1.14インチディスプレイを搭載しており、受信データや現在の動作状況などを表示する。RP2040は本体裏面に設置されており、その他にプログラマブルボタン3個、ブートボタン、microSDカードスロットを備えている。プログラマブルボタンを使って、PiBeam単体で家電を操作することもできるようだ。

PiBeam

PiBeamの使用にあたりドライバーの追加は不要で、コンピューターやその他の互換性があるデバイスにプラグアンドプレイで接続できる。PiBeamはC+/C++/MicroPython/CircuitPythonなど複数のプログラミング言語に対応している。

PiBeamのキャンペーン価格は、22ポンド(約3900円)。日本への送料は無料で、出荷は2023年8月の予定だ。

PiBeamは2023年7月2日までクラウドファンディング中。目標額500ポンド(約8万8000円)に対し、2023年6月14日時点で目標額を上回る約4900ポンド(約86万円)を集めている。

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