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室内での造形を快適に——光造形方式3Dプリンター用収納システム「PrintStation」

光造形方式3Dプリンター用収納システム「PrintStation」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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PrintStationは、主要メーカーの光造形方式3Dプリンターを収納できる高密閉性エンクロージャーをメインに、ストレージやレイヤーシェルフ、ツール用壁掛けなどで構成される。造形品質の向上や、クリーンで安全、優れた収納性を備える作業環境を提供するさまざまな機能を搭載する。

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エンクロージャーは透明ポリカーボネートパネル製で外から見やすく、跳ね上げ式を採用することで高いアクセス性を確保。高密閉性でノイズや臭いを抑え、空気清浄システムのフィルターが超微粒子やVOC(揮発性有機化合物)を除去する。

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フィルターは600時間毎あるいは3カ月で交換が必要で、価格は9.8ドル(約1400円)だ。また、室温~最大40℃まで調整できる温度コントローラーを搭載し、安定した造形をサポートする。

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エンクロージャーの底部はドロワーになっており、作業で使う工具やアクセサリーなどを収納できる。他にも、レジンの容器などより大きなアイテムの収納が可能なストレージ、作業台として使えるレイヤーシェルフ、ツール用の壁掛けなどを提供する。ストレージは0.8mmの鋼板製で、E1パウダーコーティングが傷や汚れを防ぎ、耐UV性を備える。

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PrintStationのエンクロージャーは、今なら数量限定早割価格2197香港ドル(約4万円)、すべて込みのフルセットは同5287香港ドル(約9万5000円)で入手できる。2023年10月の出荷を予定しており、日本への送料については問い合わせが必要。2023年7月1日までクラウドファンディングを実施し、6月16日時点で1万香港ドル(約18万円)の目標額を大きく上回る約227万香港ドル(約4100万円)を集めている。

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