Linux対応CPUボード「Armadillo-640」向けThread通信対応モジュールなどが発売
2023/06/29 12:00
アットマークテクノが、同社Linux対応CPUボード「Armadillo-640」向けの「Thread」通信などに対応したオプションモジュール3種を発売する。
IoT向け無線通信規格であるThreadは低遅延かつ省電力で、さらにThreadデバイス群がメッシュネットワークを構成することで通信エリアを広げられるなどメリットを有する。
今回発売するオプションモジュールは、WLAN/BTモジュールにLaird製「Sterling LWB5+」とThread通信モジュールに加賀FEI製「EYSKBNZWB」の両方を搭載したモデルと、いずれか一方のみを搭載したモデルの3種類。EYSKBNZWBモジュールはNordic Semiconductor製のnRF52840チップを搭載しており、ファームウェアを書き換えることでZigBeeやBT5(Long Range)などの通信規格にも対応する。
価格は両方搭載モデル「Armadillo-600シリーズ BT/THオプションモジュールWLANコンボ対応」が1万2980円、EYSKBNZWB搭載モデル「Armadillo-600シリーズ BT/THオプションモジュール」が7480円、Sterling LWB5+搭載モデル「Armadillo-600シリーズ WLANコンボオプションモジュール」が8580円(いずれも税込)。2023年7月中に発売予定だ。