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3Dプリンターで作ったサウナ施設「サウナメランジュ」が高知県にオープン

サウナメランジュの外観イメージ

Polyuseと和(かのう)建設は、建設用3Dプリンターで製造したサウナ施設「サウナメランジュ」を2023年11月にオープンする。

Polyuseは建設用3Dプリンター技術を活用したプロジェクトを国内外で推進中だ。一方の和建設は創業65周年を迎え、今後のビジョン「わっと驚く世界へ」の一環として、初の宿泊事業に取り組む。

プロジェクトは2022年1月に開始し、関係各所との打ち合わせや建物の仕様検討、施工方法の最適化検証を経て、高知県に建設用3Dプリンターを設置、2022年8~9月に印刷製造工程を実施した。その後も施工だけでなく、快適な滞在を提供するための運営協議を重ね、2023年11月の正式オープンに向けて準備を進める。

「メランジュ」という名称は、高知県芸西村にある天然記念物の岩石の混在堆積物に由来する。3Dプリンターによって製造したフィンランド式サウナ施設となり、洞窟をイメージした内部空間には積層模様が浮かぶ。

サウナの隣には水風呂棟も設置されている他、屋上部分にはウッドデッキが設けられ、波の音と海の景色を眺めながらの外気浴も可能だ。

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