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252個のUVライトで硬化を加速——最大400×400×250mmを格納できる硬化ユニット「Ncure」シリーズ

光造形方式の3Dプリント後に造形物の後処理を行う硬化ユニット「Ncure」がKickstarterに登場し、注目を集めている。

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同製品は、UV硬化樹脂を使った3Dプリント後に造形物の後処理を行う硬化ユニットだ。硬化エリア230×236×220mm、UVランプ72個の「NCure」、330×340×260mm、UVランプ144個の「Ncure Pro」、440×440×312mm、UVランプ252個の「Ncure Plus」の3モデルを用意し、395〜405nmの紫外線を使い、1〜2分程度で3Dプリントを硬化できるという。

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また、360度回転機能を備えており、複雑なデザインや大規模なプリントの硬化においても均一な結果が得られる。

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筐体下部にはタッチセンサーを搭載しており、硬化時間を指定すればカウントダウンタイマーを表示する。また、動作中の紫外線から目を保護する機能も搭載されており、ドアが閉じている時のみ紫外線が照射される仕組みだ。

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Kickstarterでは、組み立て式キットのNCureが89ドル(約1万3000円)で購入できる超早割プランなどを用意している。

NcureはKickstarterにて2023年8月5日までクラウドファンディング中だ。目標額1000ドル(約14万円)に対し、7月24日時点で目標額の40倍、約4万ドル(約580万円)以上を集めている。リターンの発送は2023年11月を予定している。

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