Urtopia Fusionは、内蔵GPSナビゲーション、盗難防止対策、走行安全機能、データ記録機能といった同社独自のテクノロジーを搭載している。さらにChatGPTと同社の音声認識機能が加わることで、ユーザーのニーズに基づいたリアルタイムのアシストを提供。このように「心を持つ自転車」であるUrtopia Fusionは、ライダーにとって特別な仲間になるという。

Urtopia FusionはApple HealthやStravaといった人気プラットフォームとも連携している。Apple Watchの健康データを統合することで、ユーザーはサイクリング中の心拍の変動を効果的にモニターできる。同時に、自転車が自動的にパワー補正を調整することで、ユーザーはより良い運動体験を得られ、長く走行することが可能だ。また、位置情報のログ取得などの機能を持つStravaを活用することで、サイクリングしたルートやカーボン・クレジットを簡単にソーシャルメディアにシェアできる。

Urtopia Fusionは、著名な工業デザイナーであるHartmut Esslinger氏と共同でデザインされた。これは、Esslinger氏がUrtopiaのスマートな機能とESGへのこだわりに興味を持ち実現した。フルカーボンファイバーで重量は20kgを切り、スタイリッシュなインダストリアル・デザインかつオールロード適応のUrtopia Fusionを、Esslinger氏は「e-bikeのiPhone」と認めているそうだ。

（fabcross for エンジニアより転載）