同製品では、IoT機器製作に必要な機能を搭載したESPマイコンボードに温湿度センサーや明るさセンサー、LEDを搭載した機器を、技術者による5時間以上の解説ビデオと370ページからなる講義テキストを見ながら、製作できる。そして、製作した機器をホームアシスタントから制御するためのESPマイコンのプログラミング手法のほか、自動的にプログラムを生成し、ESPマイコンをホームアシスタント対応のIoT機器として動作させる開発手法も解説する。

さらに、製作したIoT機器をパソコンやスマートフォンから遠隔制御する方法や、室内が暗くなったらLED照明を点灯するオートメーション制御の設定方法も解説。一連の内容を通じ、ホームアシスタントでホームオートメーションシステムを製作するための知識を学習できる。

パーツセットはIoTサーバーとして使用するRaspberry Pi 4 Model Bに加え、microHDMI-HDMIケーブルや電源アダプター、GROVE LEDモジュール／光センサーモジュール／DHT20温湿度センサーモジュール、NFCタグなどが含まれる。

Raspberry Pi付属版と非付属版の2種類を用意しており、Raspberry Pi 3 Model B以上を所有していれば非付属版でも利用できる。どちらもオンラインストアで購入可能で、価格はラズパイ付属版が3万9600円、非付属版が2万6400円だ（価格は全て税込）。