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映像/音声スペックを向上——オリィ研究所、分身ロボット「OriHime ver.2023」発売

オリィ研究所が、分身ロボット「OriHime」の最新版で初の販売モデルとなる「OriHime ver.2023」を発売した。

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OriHimeは、スマートフォンやPCを使って遠隔から操作できる小型ロボットだ。障害や病気、介護などで外出が困難な場合でも学校や社会に参加でき、企業のリモート受付やアミューズメント施設でのリモート説明員などにも活用されている。

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OriHime ver.2023は、これまで同社に寄せられた事例やフィードバックを反映したものだ。カメラスペックを8倍向上させ、最大4Kの映像をリアルタイムで確認可能にした。これにより、従来は読むのが困難だったホワイトボードや看板などの文字をよりはっきりと見ることができる。

また、デジタルマイクアレイを搭載したことで、音量出力が2.5倍となり、周囲の雑音が大きくても自然な会話が可能になった。通信速度は最大10倍になり、操作遅延が抑えられ映像もより滑らかになる。

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サイズは23×17×11cmで、重量は780g。本体価格39万8000円の他に、月7000~1万4000円の月額利用料が必要になる。本体一括購入と永年利用料をセットにした形(72万2000円(いずれも税別))でも販売する。

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