InvenTABLEは、シンプルな操作で段ボールの切断ができる箱型のコンパクトな段ボール加工機。加工ツールには鋭利な刃を使わず、子どもが触れても怪我をしないよう安全に配慮した設計だ。

本体の上面が作業テーブルとなっており、テーブルの中央にある加工ツールで段ボールを切断できる。加工ツールはメタルガードとロッドで構成され、メタルガード内のロッドが高速で上下運動することで段ボールを裁断する仕組みだ。切り屑は、マシンの中のダストボックスに収められる。

本体の側面の電源を入れ、メタルガードの隙間に段ボールを押し当て、切断したい方向に手で送るだけで加工できる。メタルガードの隙間は3mmと狭く指が入る心配はなく、クリアキャップで上部を覆い作動部に触れられないようにする。

3mmの厚みの段ボールまで加工できるが、2㎜以下での使用を推奨している。また、最大2mmの布やフェルト、合板、クラフトフォーム、Worbla（サーモプラスチックシート）も対応できるが、段ボールの使用を想定しているため耐久性は保証しないとしている。

InvenTABLEは189ドル（約2万8300円）で提供し、2024年5月の出荷を予定しているが、今のところアメリカ、カナダ、メキシコのみの出荷に対応する。2023年10月28日までクラウドファンディングを実施しており、10月23日時点で5万ドル（約750万円）の目標額を大きく上回る約65万ドル（約9870万円）を集めている。