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ラズパイでサーボを制御——Raspberry Pi用シリアルサーボコントローラー「Serial Servo HAT」

Raspberry Pi用シリアルサーボコントローラー「Serial Servo HAT」がKickstarterに登場し、人気を集めている。用途に応じて選べる、オープンソースの高トルクデジタルサーボモーター2種類も用意する。

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Serial Servo HATは、Raspberry Piに取り付けてシリアルサーボモーターの制御を可能にするアドオンボード。位置や負荷、温度、スピード、電圧などのデータをリアルタイムで取得でき、ロボティクスやオートメーションなどのプロジェクトに活用できる。

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基板にはシリアルサーボコネクター×4、USB Type-Cポート、ねじ込み端子、1.14インチのTFTディスプレイ、プログラマブルボタン×4などを搭載。シリアルサーボコネクターとプログラマブルボタンの連携により機能性を高め、ディスプレイがステータスをクリアに表示することでユーザビリティを向上する。

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シリアルサーボの角度は0~300度の範囲で精密に制御でき、複数のモーターのデイジーチェーンにも対応可能。USB Type-Cポートとねじ込み端子、DCジャックからの給電に対応し、オン/オフスイッチの搭載で安全性と利便性を向上する。

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Raspberry Pi用以外にも、Pico、Arduino、ブレークアウトボード用のシリアルサーボコントローラーを提供する。また、オープンソースの高トルクデジタルサーボモーター「SB-SS023」と「SB-SS15」の2種類を用意。SB-SS023は軽量ロボットプロジェクトに、SB-SS15は高負荷の大型プロジェクトに適している。

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Serial Servo HATは、Raspberry Pi用を25ポンド(約4500円)、Pico用を20ポンド(約3600円)、Arduino用を20ポンド、ブレークアウトボード用を10ポンド(約1800円)で入手できる。出荷は2024年1月の予定で、日本への送料はいずれも15ポンド(約2700円)となっている。2023年10月29日までクラウドファンディングを実施しており、10月23日時点で500ポンド(約9万1000円)の目標額を上回る約2200ポンド(約40万円)を集めている。

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